GRAVEL FIX

グラベルフィックス~車いすが走れる砂利舗装~

グラベルフィックスとは?

オランダ発の砂利地盤舗装材です。
ポリプロピレン製のハニカムシートが砂利の移動・離散を防ぎ、車輪や足の埋まりこみを抑えることで、車いす・自転車/バイク・ハイヒールでも走行しやすくなります。
また、ハニカムシートの裏面には不織布が貼られているため防草効果も期待でき、雨水も浸透しますので水たまりの発生しにくい環境となります。

グラベルフィックスの効果

事例1<車いす>

グラベルフィックス内に充填された砂利がタイヤを支え、めり込むことはありません。砂利道上での方向転換・移動も容易に行えます。

事例2<ハイヒール>

グラベルフィックスが砂利の移動を抑制するため、施工後はヒールが埋まらないようになります。

事例3<自転車編>

施工前は車輪が埋まって、タイや溝が出来ていますが、施工後はアスファルトの上のようにスムーズです

グラベルフィックスの施工方法

その1<路盤改修・転圧>

路面を掘り下げ、路盤を改修します。(気候条件や想定荷重によって内容が異なります。)

その2<整地面管理・転圧>

しっかりと転圧を行い、下地作りを行います。不陸も除去します。(下地には通し砂を用います。)

その3<シートの敷設>

グラベルフィックスを敷き詰めます。底部からはみ出している不織布に隙間ができないように敷設することで敷設の安定性と雑草抑制効果が向上します。マンホールなど敷設できない箇所は鋸やハサミ等を使用し、できる限り丁寧に隙間なくカットします。

その4<砕石充填>

砂利を充填し、レーキにて均一にならします。さらに転圧をかけることで、砂利の密度が上がり、施工後の状態が安定します。砂利は規定の細かいサイズを選択。

その5<施工完了>

施工完了後の様子。弊社施工の際は輝緑岩の砂利を用います。

動画にて施工方法をご紹介

グラベルフィックス動画CM(新興工機)

グラベルフィックスの施工事例

一般住宅の駐車スぺース(17㎡)

松山市(2022年8月施工)

小さいスペースにつき大きな重機を必要とせず(転圧機のみ)、施工が簡単なうえに、アスファルトと違い原状回復が容易で、自地浸透により溜りもできないため、グラベルフィックス施工を選択。砂利は比重の重い輝緑岩を使用しています。

鬼北町 奈良山霊苑【第一期工事】(2022年12月)

広大で眺望抜群の苑内は、現在ご高齢者様やヒールでの参拝者様等に安心して御来苑頂けるよう、改修工事を行っております。南予初のグラベルフィックス施工となります。(現地にて歩行体験可能です)

松山市 個人様DIY施工【野良猫対策】
(2023年4月 個人様写真提供)

駐輪スペースの動物排泄物対策として弊社来店されました。グラベルフィックスご購入、個人様でDIY施工。
【素地利用で施工】
石を除く→(機械を使わず、下地を固める(ブロックや自身で踏み固め)→グラベルフィックスをカット→グラベルフィックス敷・砂利仕上げ

鬼北町奈良山霊苑第二期工事完成(2023年6月)

現地のお客様休憩所(板倉部屋)から供養塔までの施工完了。車いすや杖が必要なお客様にも安心してお越し頂くことが出来ます。(南予販売協力店:株式会社山下石材)

松前町弊社敷地内にて歩行体験可能 (2022年3月)

弊社敷地内にてグラベル施工&砂利のみ施工の歩き比べが可能です。

弊社敷地内第二期工事(2023年7月)

敷地内のグラベルフィックス敷設が徐々に広がっています。毎年数回の雑草処理の手間が無くなりそうです。

事務所勝手口前施工 (2023年7月)

除草、水たまり防止、ヒールの高い靴でも入室しやすくなりました。

パーキングマーカー (2023年7月)

弊社敷地内にて駐車スペースを区切るためのグラベルパーキングマーカーを設置。砂利を除いたグラベルフィックスの穴に差し込むだけの簡単施工です。